LPレコードが珍しかった時代の憩いのプレイタイム『33回転のフライト+1』(EH-624)アンドレ・コステラネッツ楽団とパーシー・フェイス楽団


大御所楽団による、アメリカで発売された
ヴィンテージ・アルバム2タイトルを
カップリングしました。
この手の初期レコードは、後に発売される一般的な
レコードよりも、かなり高価なのですが、
それを2つ合わせてこの値段ですから、
凄いお得用でもあります(笑)


まず1つ目のアルバムは、
アンドレ・コステラネッツ楽団によるものです。
発売は1946年なので、まだLPレコードも、
ドーナツ盤もありませんから、
蓄音機でかける78回転のSP盤です。
当時これを4枚組にし、アルバムとして発売されました。

ここに収録の音源はSP盤ではなく、アメリカで
ドーナツ盤が発売(1949年)されて
まもなくの頃、ドーナツ盤を4枚組セットとして
発売された「ドーナツ盤におこした」アルバムですが、
まだマスターに磁気テープも使われていないため、
マスターはSP盤と同じ状態のラッカー盤です。

ですから、もともとSP盤のようなノイズがあります。
SP盤を収録するよりは、
後にドーナツ盤として発売された方が、
少しはノイズも少ないかと思いますけれど、
この初期のものは、びっくりする程に
プレスの状態が悪いため、
その事情も含め、御鑑賞いただきたいと思います。

2つ目のアルバムは、
パーシー・フェイス楽団によるもの。
初期のポピュラーは、10インチ盤として
作られるのが通常で、このアルバムも
10インチ(約25センチ)盤のLPレコードとして、
アメリカで1950年に発売されました。

当時としては、
よほど裕福な方でなければ買えない程に、
LPレコードは高価であったそうですが、
きっとラジオからは流れて聴かれていたことと思われます。

このアルバムで特筆すべきは、
パーシー・フェイス自身が作曲した2曲の存在です。
もちろん、このアルバムのために書かれたそうで、
うち1曲はLPレコードの回転数(33回転と3分の1)
をテーマにしたもの。
まだ珍しかったLPレコードで、ダンスを楽しむ
ようなイメージでしょうか。
パーシー・フェイスの楽しい初期作品を
お楽しみいただきたいと思います。

『33回転のフライト+1』(EH-624)
アンドレ・コステラネッツ楽団(8曲)
パーシー・フェイス楽団(8曲)

曲目:
君若き頃 / アウフ・ヴィーダーゼーン
くちづけ / 愛の歌 / 砂漠の歌
夢見る頃を過ぎても / ロマンス
我が心に君深く / フライト33-1/3
恋の一夜 / マイ・ショール / 綱渡り
恋とはこんなものかしら
ビューティフル・ラヴ / ナイチンゲール
ブラジリアン・スレイ・ベルズ
(曲間含む合計:49分49秒)


(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)