貴重録音を使って理想を求めた『ラジオのムード』レコード漫談 編(VMDJ-6)

このタイトルは、本当にびっくりする程に
貴重な録音を入れたCDですが、
もしこんなラジオ番組があったら・・・という
理想を求めて作らせていただきました。

レコード漫談と言っても、レコード・コレクター相手に
自慢するようなものではなく、
「あぁ、そんなのもあるんだ!」という感覚を
お楽しみいただきたいと考えた企画です。

子供の頃からラジオの感覚が好きで育ってますから、
結構多くの番組を聴いていますけれども、
他の番組ではまず聴けないような、「マニアック」ではあっても、
「もっと身近な感じの内容」を思い浮かべています。

しかし、実際に内容を考えてみますと、
色んな思いが交錯してしまい、かといって、
あまりにキッチリしたものも面白みが無いと考えまして、
ずっと考え続けた挙げ句に
かなり緩い、自由な選曲をさせていただきました(苦笑)

みんなが知っているような、ヒットチャートものでもなく、
初心者向けのレコード購入ガイド的なものでもなく、

生前のタク・シンド(Tak Shindo)先生と電話で
させてもらった「レコード談義」とか、
東京は池袋にあった輸入中古レコード屋の
メモリー・レコード店での「土曜の夜のひととき」のような、
かつての談笑をイメージして、レコードをおかけしながらの
適当な談話を収録させていただいています(笑)

この『ラジオのムード』のシリーズは、いつも
「お聴きになってみてのお楽しみ」ということに
させていただいておりますため、
詳しい曲目などを発表しておりませんが、それなりに
貴重な音源を含んでおります。
1950年代から60年代のヴォーカルも含んだ
ポピュラー作品によるレコードを中心にして、
SP盤の紹介から1930年代のタンゴと、
サロンものの2曲をおかけしました。

映画関係では、アメリカ映画『革命児サパタ』のテーマ曲、
シネラマ映画『世界の七不思議』のサウンドトラックを
含んだ特殊レコードに、あるフランス映画の
サントラを紹介したサントラ・・・など。 
曲作品だけでなく、キャピトル・レコードの
キャピトル・タワー内でのアナウンス部分や、
タク・シンド先生のDJなどを収めたレコードに、
イマ・スマックの未レコード化音源(ラッカー盤)
などもおかけしています。

過去に当ブログで2つの記事にしておりますので
よかったら、こちらも御覧ください。

キャピトル・タワーのレコーディング・スタジオ内で聴く「外からの声」

インカ帝国最後の国王直系の子孫「イマ・スマック」のプロセス録音

制作当初は、随分沢山のレコードを用意してしまい、
収録したらどの位になるかと、レコード演奏時間の計算を
しましたら、とてもCDに収録できる時間(約79分)
には入らず、思い切って削って収録に挑戦!
「この位なら入るかも?!」と、勘で収録してみましたら、
ぎりぎりで、78分40秒の録音となりました(笑)

最後までフルにおかけする音楽は、
全部で15曲(内、タク・シンド先生や、私などの
アナウンスが入るものが4曲)あり、
その他に、音楽以外の貴重音源があります。

イマ・スマックのラッカー盤からは1曲を、
2バージョンで入れていますけれど、
こういうのは、お金という金額に換算しようがないです。
でも、もし、金額として数値化できる当CDの中の音源で、
高額のものといえば、ある動物が
鳴き声を出して暴れている場面のものです(苦笑)

このレコードは、シネラマ映画を製作していた
当時の人達が、保存のために結成した組織でさえ
持っていませんでした。
それで、これを私が掲載した冊子を出した頃(1999年)には、
権利者である彼らも血眼になって世界中を探していました。
後に、私は組織へコピーを提供していますが・・・ 

あなた様が、この部分を実際に聴けば、
「えっ?それだけ??」と
思われるでしょうけれども、
これは貴重な文化遺産の一部分であり、
その部分だけの費用に
2万円以上は、かかってますから、
まさに狂気の世界ですよね(大苦笑)

でも、それをあえて、当CDでしか
聴くことのできない(であろう・・・というのは、
イギリスと日本で海賊盤があるため)音源として、
気軽にお耳にふれられるよう、お聴かせしている訳です。

よって、自分から申し上げるのも何ですが、
これら収録の音源をお手許に置けるのですから、
CD1枚2100円でも絶対に安いですよ!(笑)

結局のところ、巡り巡って、貴重なのは「情報」という
ことなのだと痛感しています。
「こういった音楽がある」などという様々な情報、
そして、そこから発展して行ける情報に、
真の価値があると私は思っています。
まぁ、深く語っても仕方が無いので省略させて
いただきますが(苦笑)私なりに感じている
「心を満たすもの」の正体を求めて、
今後も続けられる限りは、
追って行きたいと思っています・・・が、
ただ、それも一期一会と思って下さい。

また、このタイトルは、
タク・シンド先生のお声を使わせて
もらったこともあり、そのCDは御礼を兼ねて、
親族の方へお送りさせていただきましたところ、
奥様が聴いてくださったそうです・・・ 
まぁ、恥ずかしいと言いますか、何と言えばよいのか、
複雑な心境ではありましたが、私も何か
「時」を錯覚するほどでした(苦笑)

この巻を含めた「ラジオのムード」のシリーズは、
みっちり内容を組み込んだものではなく、
マニアックな同人誌でも作るような、
行き当たりばったりとでも言うような、
ちょっとした変わり種CDのつもりで
作らせてもらっています。ですから、
一般のレコード会社からは「まず出ない」であろう、
個人手作りの番組として、解釈を
いただけましたらと思っています(笑)

ちなみに、モートン・グールドの歴史的、初録音のレコードも
収録させていただいた
『ラジオのムード(DJスペシャル)』(VMDJ-1) は、
復刻CDのみ一度に合計 13000円以上の
御注文を下さった方へ、感謝の気持ちで
差し上げております。

以下にカートを用意しておりますため、
あなた様からの御注文を
お待ちしております m(_ _)m

お読みくださり、どうもありがとうございました。





収録させていただいたレコードの一部です。
(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)