必ずしも経済とは結び付かない素晴らしい音楽 (482、510)

イージー・リスニングという呼び名が
流行になった頃のアーティストのひとつに、
ホリーリッジ・ストリングス
(ホリリッジ・ストリングスとも明記される)があります。

活動が一時的だったということもあるのか、
レコード販売に結び付かないと、
あまりラジオでも取り上げないという理由は、
当時からあったようですね(笑)

スチュー・フィリップスがアレンジャーとなって、
イージーリスニングの先駆け的な存在にしたスタジオ楽団で、
ストリングスという楽団名の通り、
美しいストリングスを前面に出して、素晴らしい編曲の
数々が楽しめますが、カバー曲専門なのです。

ビートルズの力を借りて、ビートルズの曲の数々を演奏した
LPレコード1タイトルのみが、1964年7月に
全米のヒットチャート上位(と言っても15位)
に入っています。
日本では、その翌年1965年(昭和40年)に、
ホリーリッジ・ストリングス初めてのLPレコードが
東芝音楽工業より発売されましたが、
これは当時話題にもならず、まったく売れなかったそうです。

これだけ実力があって、素晴らしい作品を
発表しているにもかかわらず、
ホリーリッジ・ストリングスの、
そのファーストLPレコードは、すぐに廃盤となり、
初めて発売された5年後近くなってから、
日本でも有名になって来たそうで、
編集盤などがいくつも発売されるようになりました。

その時の説明を見ると、
初めて発表するアーティストのレコード
(つまり、ファースト・シングルまたはLP)は
商売上のリスクがあるから、
知名度があって、安定した売り上げのあるアーティストの
再発盤を手掛けた方が安全だということが
述べられていました。
レコード会社も商売なので、理屈はごもっともですし、
現在、どのレコード会社も同じようなものでしょうか(笑)

しかし、それですと、昔から言われていることですが、
「お金を生むものだけ」イコール「価値がある芸術」
になってしまうので、私たちが味わえる音楽芸術には
制限がかかってしまいます。
なので、必ずしも、知名度や売れるような条件の
揃ったものでなくても、いろんな音楽芸術を
紹介させていただきたいと、
こうして人知れず、サイトを開設させて
もらっている訳ですが・・・(苦笑)

といっても、やはり無償では続けて行くことができず、
これらの維持費や、復刻CDの製作費はかかっているので、
よかったら、御購入をお願いいたします m(_ _)m

ここでは、当方にて復刻させていただいた
2つのタイトルを御紹介します。
印象的なメロディーとともに、きれいに調整された
ストリングスの響きが心地よく、
さらにスチュー・フィリップスによる独特なアレンジが絡まって、
とてもリラックスしてお楽しみいただけると思います(笑)

『ラヴ』(ST-482)1400円
ホリーリッジ・ストリングス






(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)

曲目
01:ラヴ
02:モナ・リザ
03:ネイチャー・ボーイ
04:アンサー・ミー・マイ・ラヴ
05:暑い夏をふっとばせ
06:トゥ・ヤング
07:アンフォゲタブル
08:ペイパー・ムーン
09:サムホエア・アロング・ザ・ウェイ
10:クリスマス・ソング
11:ランブリン・ローズ
12:プリテンド

  ☆   ☆   ☆   ☆

『涙の乗車券』(ST-510)1500円
ホリーリッジ・ストリングス






(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)

曲目
01:ミッシェル
02:抱きしめたい
03:シー・ラヴズ・ユー
04:ハード・デイズ・ナイト
05:アンド・アイ・ラヴ・ハー
06:アイ・フィール・ファイン
07:ガール
08:イエスタデイ
09:ヘルプ
10:蜜の味
11:涙の乗車券
12:オール・マイ・ラヴィング
13:キャント・バイ・ミー・ラヴ
14:プリーズ・プリーズ・ミー